この重要な検査では、外傷患者の胸部と腹部の内部遊離液体の状態を評価します。コース参加者は超音波で行うeFAST検査中に見られる内部の解剖を識別することを学びます。さらに、参加者はeFAST試験中に一般的に遭遇する異常を認識し、様々な体型の患者に適したプローブを決定出来るようになります。

RUSHコースは、心臓、下大静脈（IVC）、eFAST、肺、大動脈、および深部静脈血栓症（DVT）超音波検査を含むRUSHプロトコルの基本的な基礎概念の包括的な知識を有する医療専門家のために設計されています。ショック症状の患者の診断のためにRUSH プロトコルについて学習しましょう。 

中心線の配置はもっとも一般的な病院医療手技の一つですが、リスクを免れません。超音波ガイドによる中央静脈カテーテル（CVC）の配置は、気胸やCLABSIといったより多くの重大リスクを軽減します。医原性の合併症のリスクを最小限に抑えながら、超音波ガイド下で中心線を配置する手順、技術、およびベストプラクティスを学びましょう。

大動脈超音波講座の終了後には、参加者は、大動脈検査中に視覚化された解剖学的構造を識別し、様々な種類の腹部大動脈瘤を認識し、それらに関連する測定を行い、大動脈検査を実行するのに適したトランスデューサを決定することができます。

超音波を使用して眼球を簡単に視覚化できます。網膜剥離、硝子体剥離/出血、異常な頭蓋内圧、乳頭浮腫、眼球破裂などの病状は、超音波検査の初心者ユーザーでも識別できます。プローブの種類、検査の種類、およびゲイン/深度の設定が眼球の画像化に最適であるかを学びましょう。

このコースは股関節注射の技術向上を目指すポイント・オブ・ケア超音波検査を利用する医療専門家向けです。近位ハムストリング、恥骨結合および仙腸関節(交差法技術)注射のベストプラクティスを学習しましょう。周辺の解剖のなかで、どれを避けるべきかについて理解を深めてください。

超音波画像診断装置で部分的な腱板断裂を診断する際、患者をどのように配置すべきですか。肩のスキャン中に異方性アーチファクトを回避する必要があるのはなぜですか。肥満患者に外側から肩の注射を行う際、どんな種類のプローブを使用すべきですか。

これら質問は、すべて肩のコースで取り上げます。 画面上での正常および異常な肩の生体構造を識別できるようになり、より正確な超音波ガイド下肩注入技術を習得するためのプローブの位置決めや、角度を付ける方法を深く理解できるようになります。

胆嚢は、固定された臓器ではありません。胆嚢を見つけて正しく識別し、胆嚢炎や胆石症を診断するのに役立つ、最良の解剖学的なランドマークについて解説します。肝静脈および門脈と、胆管や動脈のような他の血管とを区別し、胆嚢周囲液体、拡肥大胆管、胆嚢壁、胆石などの胆嚢病理の症状を見つけることについて学びます。

超音波ガイド下穿刺コースを修了すると、閲覧者は、画像最適化の方法、理想的な機器の選択および設定、穿刺中に頻繁に遭遇する腹部解剖の識別、および超音波ガイド下穿刺の実施に関する最も一般的な手順を含む、超音波ガイド下穿刺の基本的な概要を説明できるようになります。

超音波ガイド下穿刺のコースは、画像の最適化、理想的な超音波装置の設定（プローブの選択を含む）、解剖構造の特定、および超音波ガイド下胸腔穿刺に関係する最も一般的な手順を含む超音波ガイド下胸腔穿刺の基本的な概要を提供します。

超音波計測コースの第2部では、音響、ドップラー制御と画像の最適化、超音波の安全性と生物学的効果の概念を理解することによって、高品質な診断画像を作成するスキルを磨きます。